最強のたるみ治療ハイフ(HIFU)
たるみ治療を受けたいけれど、何が自分に合っているか、わからない。という方は多いかと思います。
せっかくお金をかけて治療するわけですから、1回の治療で満足のいく結果を出したいものですね。
たるみ治療の中でも、「最強」と呼ばれているHIFU(ハイフ)についてご紹介します。
HIFU(ハイフ)とは
ハイフとは1点に超音波を集束させ、照射部位を瞬間的に高温(65度~70度)にする治療です。
浅い層にしか作用できないという難点を克服したのが、高密度焦点式超音波HIFU(ハイフ)です。
ハイフは従来のレーザーや光治療・高周波RF治療では届かなかった、皮膚の深層部である皮膚を支える土台の「SMAS層」に、ピンポイントで熱による刺激をあたえることで、自己修復が促され、コラーゲンやエラスチンが産生され、増殖されることにより、たるみをリフトアップしてくれます。
コラーゲンやエラスチンが産生されることで肌質改善や、熱の作用による肌の新陳代謝や血液循環が活性化されることでワントーン明るい透明感のあるお肌へ導いてくれる治療です。
糸や高周波(RF)によるしわ、たるみ治療の美容マシーンは多く存在しますが、 表皮~真皮までの浅い層にしかアプローチできないという難点がありました。
表皮とは、肌(皮膚)のいちばん外側にあり、外部からの異物の侵入や体の水分の蒸散を防ぐバリアとなって、内部を保護する役割です。
真皮は表皮の内側にあって、肌(皮膚)組織の大部分を占めており、肌(皮膚)の本体と言える部分です。繊維芽細胞という、コラーゲンを作る工場が存在する部分です。
SMAS層とは、表皮・真皮の下に存在する筋膜で、表情筋を薄く覆っています。いわば皮膚の土台のようなもので、皮膚と皮膚を支える重要な役割を担っています。
ハイフの効果は、たるみ治療(リフトアップ、タイトニング)、小顔効果、肌質の改善などのお顔のメンテナンスのほか、ボディに対しては、部分痩せ、引き締めの効果もあり、多岐に渡ります。
①ハイフの原理
ハイフの原理は、小学生の頃に理科で行った実験に例えることができます。晴れた日に虫眼鏡で太陽光を集めて、黒い紙に光を1点に集中させると、紙が焦げます。この原理と同じように、体の組織の 1 点に超音波を集中させることで、ターゲットとする組織に熱を加え、リフトアップをするのがハイフです。
体内の 1 点だけに集中して超音波を照射するため、表皮やそのほかの組織に影響はありません。
②ハイフのメカニズム
まず、レーザーとハイフの違いについてご説明します。
レーザーは、ハイフは自然には存在せず、人工的に増幅された光です。
レーザーなどの光には、その波長(文字通り波の長さで、一つの波の発生から次の波の発生までの長さの事を言います)によって短い方からガンマ線、X線、紫外線、可視光線(人が認識できる光)、赤外線、電波があり、波長の長さによって皮膚への深達度(光が作用する深さ)が違います。一般的には波長が短いほど深達度が浅いため、皮膚表面にしか作用せず、波長が長いほど皮膚の奥深くまで届きます。
このため、レーザーや光(IPL)、高周波(RF)赤外線などでは表皮~真皮層までしか作用できませんでした。
一方、ハイフは波長が長いために、皮下組織内部や筋膜にも作用させることができます。
ハイフの強力なエネルギーは、身体の中で吸収されることによって熱変換されます。
ターゲットとする1点に集束された部分だけが高温になり、
焦点式に照射される皮下組織の温度は65~75℃へと温度上昇し、3段階(SMAS(筋膜)層、真皮深層、真皮浅層)の深度においてそれぞれ熱凝固層を形成します。熱凝固により、創傷治癒・組織の再構築を促し、高いリフトアップ効果をもたらします。
傷を付けない美容治療の中で、筋膜ほどの深部に作用できるものは、今のところハイフ以外にはありません。
これまで外科手術でしかアプローチできなかった深部の層に届くのです。
コラーゲン生成だけでなく、ハイフのエネルギーを直接的に用いて筋膜を収縮させることにより、皮膚や皮下組織の引き締めも可能です。
③皮膚の構造 ~表皮、真皮、SMAS層~
ハイフが、なぜたるみ解消に有効なのかを皮膚構造を含めて説明していきましょう。
人間の皮膚は、表皮、真皮、皮下組織の3層構造になっています。その下には、表情筋を薄く覆っているSMASと呼ばれる筋膜があります。
それぞれ、どのような役割と特徴があるのでしょうか?
<表皮>
表皮は、厚さが平均約0.2ミリのとても薄い膜です。肌(皮膚)のいちばん外側にあり、外部からの異物の侵入や体の水分の蒸散を防ぐバリアとなって、内部を保護しています。
<真皮>
真皮は表皮の内側にあって、肌(皮膚)組織の大部分を占めており、肌(皮膚)の本体ともいえます。部位などによって異なりますが、皮下組織を除くと平均で約2ミリの厚さがあります。
真皮は、「コラーゲン」という線維状のタンパク質がその大部分を占めています。そして、その間を「ヒアルロン酸」などのゼリー状の基質が水分を抱えながら満たしています。これに「エラスチン」という線維状のタンパク質も加わって、肌に弾力を与えています。これらの線維や基質を生成する細胞を、線維芽細胞(せんいがさいぼう)といいます。
繊維芽細胞は、コラーゲンを作る工場と言われています。
<レーザーやIPL(フォト)や高周波(RF)で作用できるのは、真皮層までです>
<SMAS層>
SMAS層とは、「superficial musculo-aponeurotic system」の略称で、頭部から額、こめかみ、首などと連続しながら顔の広範囲に形成される表在性筋膜のことです。
人間の皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3層で形成されていますが、SMASはさらにその下に存在する筋膜で、表情筋を薄く覆っています。いわば皮膚の土台のようなもので、皮膚と皮膚を支える重要な役割を担っています。
若いうちはSMAS層もしっかりしていますが、加齢とともに劣化してくると皮膚を支えきれなくなり、しわやたるみといったエイジングサインが現れる原因となります。
<SMAS層まで作用できるのは、ハイフのみです>
④ハイフの作用
ハイフには、焦点深度により3~7種類のカートリッジが装備されています。カートリッジごとに、アプローチできる皮膚の深さが異なります。
表面的な小ジワが出来やすい表皮層(1.5mm) ・目回りの小じわを引き締める(2㎜)・コラーゲンの減少が起きる真皮層(3.0mm) ・表情筋の老化に(たるみ)関与する SMAS 層(4.5mm) ・脂肪溶解のできるボディ用(6㎜、9㎜、13㎜)これらのカートリッジを使い分け、各層にダイレクトにアプローチさせます。
効果①熱収縮によるリフトアップ効果
土台となるSMAS層(表在性筋膜群)が衰えたままでは、いくら皮膚にアプローチして効果を期待することはできません。
SMAS 層を刺激することで、深層からフェイスリフト、肌の深部に熱刺激を与えることで、 組織の再構築や熱収縮を促進し、リフトアップ効果が期待できます。特に、真皮とその下の皮下組織と呼ばれる境目付近に広がるSMAS 層へ直接的な刺激を与え、メスを使わずにリフトアップを実感することができます。
効果②コラーゲンの生成による美肌効果
また、肌質改善に働く繊維芽細胞を刺激し、コラーゲンやエラスチンの生成を促進します。
約70%がコラーゲンでできている真皮層にハイフの強い熱刺激を加えることで、創傷治癒力が働き、熱損傷によるダメージを受けた部分とその周辺を修復しようとコラーゲンが生成されます。 すると、コラーゲンやエラスチンといった肌にハリとみずみずしさを保たせるための成分の蓄積を促すことができ、美肌効果が期待できます。
効果③痩身・部分痩せ
ボディに照射することで、皮膚の下の脂肪を溶かして、減らすことができます。
超音波をレンズに通し、脂肪層へと集中させ、脂肪を破壊し、脂肪を構成する細胞そのものを減らしていきます。
一点にスポット照射された部分は、加熱され脂肪が溶け、ぽっかりと穴が開いたようになります。
超音波を照射した数が多ければ、その分溶ける脂肪の数も多くなり、皮下脂肪が減っていくという仕組みです。
超音波によって溶かされた脂肪は、マクロファージ(白血球の1種。死んだ細胞やその破片を対外に出す役割)によって徐々に身体の外へと流れて行きます。
溶かされた脂肪が完全に身体の外に出るまで、約4~12週間かかると言われますが、その間もボディラインはどんどん引き締まっていく変化を実感頂けると思います。
また特徴としてリバウンドがほとんどありません。
理由としては、脂肪を溶かしたり、動かすだけの施術とは違い、脂肪を構成する細胞そのものを破壊するからです。
身体の機能として自然に脂肪が外へと排出されるので、副作用の可能性も限りなく低いです。
このように、ハイフは身体の自然な機能によって痩身効果を得られる、危険性の少ない施術と言えます。
⑤ハイフの治療効果はいつから感じられるか
たるみが改善する治療効果は直後から感じられます。
徐々にコラーゲン・エラスチンが生成されていくことでハリやツヤ感が出てきて、くすみがとれてお肌がトーンアップします。
肌の内側からハリや弾力を感じられるため、満足される方が多い治療です。
ハイフ治療では治療直後から3ヶ月間かけて新しいコラーゲン繊維が新成されます。その後、さらにじわじわと効果を発揮し、直後だけでなく個人差はありますが半年から1年ほど効果は持続します。
⑥ハイフの副作用
HIFUの治療で良く起こる副作用は、”やけど”です。また、神経損傷なども報告されています。施術する医師の技術により左右されることがあります。
HIFUハイフ照射は高い改善効果が期待できる一方で、熱損傷を与えることを利用した治療の為、軽度の赤みが出たり、腫れ・浮腫みなどの副作用のリスクがあります。
また、治療後は一時的にお肌が乾燥したり、紫外線のダメージを受けやすい状態になるので、十分な保湿やUVケアが必要です。
⑦ハイフの施術後のダウンタイム
照射後、数日浮腫む可能性があります。
⑧ハイフの持続期間
超音波で熱を加えた、表皮、真皮、筋膜が徐々に治癒をしていく過程で、コラーゲンやエラスチンが増え、リフトアップをしていくため、施術後1ヶ月程度で効果を認識する人もいます。
しかしほとんどの方は2ヶ月目〜6ヶ月目に効果を実感する方が多いようです。
治療間隔は、おおよそ3か月を開けて、次回の治療を受けるのが理想です。
ハイフの直後は、表情筋膜や脂肪層がハイフの熱により怪我をしているのと同じような状態となっています
ハイフから3か月以内ははまだ、表情筋膜や脂肪層がかさぶた状態か、もしくはかさぶたが取れかけたような状態です。
傷が治りきらないうちに再び顔のハイフを打ってしまうと傷口にまた傷を作る状態となり、若返るどころか返って皮膚の細胞を痛めてしまい、老化させてしまいます。
このようなことから、ハイフは効果が高い分、次の施術までに3か月~半年間は期間を空けて頂くことを推奨しています。
⑨ハイフによる治療が受けられない方
持病や体調の状態によっては受けられない場合があります。
そのため、以下の項目に当てはまる人は注意が必要です。
- 心臓疾患がある人
- 肝臓・腎臓に持病がある人
- 静脈炎・血栓など、血管に問題がある人
- 皮膚疾患がある。皮膚に関する手術や入院をした後である人
- 施術する場所に傷・ヘルニアがある人
- ペースメーカーを使用している人
- てんかんの持病がある人(過去に患った場合も含む)
- 施術する場所にシリコン・ヒアルロン酸・コラーゲン・貴金属などの異物がある人
⑩ハイフと高周波の違い
まず効果についてです。
リフトアップの効果でいうとハイフ>>高周波です。
ハイフは狙ったところを作用させるのに適しています。
つまり、ここを照射すればリフトアップできる。という部位をピンポイントで狙えるのです。
一方高周波では皮膚直下の脂肪にしか作用させることができません。
ダウンタイムに関しては、ハイフは強く照射すると、腫れが出ることがあります。
体質や照射する強さによっては長くて1週間ほど続く場合があります。
高周波はダウンタイムなしの治療です。
価格について、現状では、 ハイフ>高周波となっています。クリニックによって、料金設定は様々です。
痛みに関しては、ハイフ>高周波です。
ハイフは筋膜まで引き上げる深さのある設定のため、筋肉痛のような痛みを感じます。
|
ハイフ |
高周波 |
効果 |
ピンポイントで気になる部分に照射。 表皮・真皮・皮下組織・筋膜(SMAS)まで作用 |
広範囲に照射。 表皮・真皮まで作用 |
ダウンタイム |
約1週間の腫れ・浮腫み |
なし |
持続期間 |
半年~1年
|
1か月 |
料金 |
クリニックによるが、全顔で およそ30万前後 |
クリニックによるが、 5~10万前後 |
痛み |
深い設定では痛みあり 笑気など、麻酔を使用する施設が多い |
ほとんどない。 皮膚の薄い部分は熱さを感じることがある |
⑪クリニックのハイフとエステのハイフの違い
最近では、エステでもハイフを扱う施設が増えています。では、クリニックのハイフとエステのハイフはどのような違いがあるでしょうか。
|
クリニックでのハイフ
|
エステでのハイフ |
料金 |
30万前後
|
数千円~数万円 |
施術時の痛み |
あり |
なし |
実は、医療機関以外の施設に「医療用の HIFU(ハイフ)機器」を置くことは許されていません。
細胞や組織を破壊することは医師法に抵触するため、医師がいないエステで行われるのは「違法」になってしまうからです。
そのため、エステに流通しているハイフマシンは「同じメカニズムを用いている」 だけであって、細胞が破壊されるほど温度が上がらないようリミッターが付いています。
組織や細胞が破壊されることがない分、無資格のスタッフでも照射することが可能ですが、
やはり、クリニックで受けられるほうが、安全で安心かと思います。
⑫なぜ、ハイフに関する失敗例や危険性が報告されているのか
顔のハイフは表情筋膜に熱を与えて、いわば故意的に怪我をさせるような施術です。
施術後3か月はまだその傷が癒えておらず、3か月以内にハイフを重ねてしまうと、
傷に傷を重ねていくような行為になり危険です。
またお顔には神経が多数走行しており、神経を避けて打たねばならず、知識と経験が必要となります。
ちなみに顔の中心部は、神経が密集している場所なので、絶対にハイフを打ってはなりません。
神経の上にハイフを打ってしまうと、鈍痛や頭痛といった神経痛を引き起こしてしまいます。
神経痛のほかにも、顔面麻痺などの症状が出る場合もあります。
照射する際、エネルギー(強さ)を誤ると、部分的な火傷を作ってしまうこともあります。
そのため、医療用のハイフは、解剖経験を持ち、重要な神経の走行などを熟知している医師のみが施術を行います。また、ハイフは照射自体に複雑な技術を必要とします。
満足のいく結果を求めるには、経験豊富でデザインするセンスを持ち合わせた医師に施術してもらうことがおすすめです。
⑬治療後のお手入れ
施術後はいつも通り、メイク可能です。個人差はありますが、施術後2~3日は乾燥気味になることがあるため、保湿をしっかりすることをお勧めします。
体の痩身治療後も、特に運動制限や生活制限などはありませんので、そのままいつもの生活に戻っていただけます。
ハイフについてお分かりいただけたでしょうか。
単純にハイフといっても、メーカーによってマシーン名が異なり、多くのハイフが存在します。ウルセラ・ウルトラフォーマー・ダブロ・・など。
大事なお顔のリフトアップや体の痩身治療ですから、安心して施術を受けられるクリニックを選びましょう。ポイントになるのは、最初の診察・カウンセリングです。十分な説明がないまま治療に入るのは、後にトラブルを起こす危険性があります。不安や心配な点は、事前に何でも質問し、答えてもらいましょう。
骨格や肉付き、脂肪の熱さには個人差がありますので、医学的な観点からアドバイスをもらえると、より安心して治療を受けられると思います。
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